寝癖は水で直して良いの?時間のない朝に効果的な方法教えます!

忙しい朝に困ってしまうのが寝癖です。寝癖を簡単に直すことができれば、もっと朝の準備が楽になりますよね。
そこで今回は、時間のない朝におすすめの寝癖の直し方をご紹介。また、併せて寝癖を予防する方法も解説します。
美しい髪をキープするためにもおすすめの方法なので、ぜひ参考にしてみて下さい。
寝癖がついてしまう原因は何?
寝癖は、髪の毛がしっかりと乾いていない時に寝てしまうとできてしまいます。これは髪の毛の内部で起きている「水素結合」が原因です。
この「水素結合」とは、髪の毛が濡れている状態では切れていて、乾くにつれて結合するという性質をもっています。その為、髪の毛をしっかりと乾かさずに寝てしまうと、寝ている間に水素結合が起こり、寝癖になってしまうのです。
さらに、寝汗や枕との摩擦によって寝癖が酷くなってしまうケースもあります。
ついてしまった寝癖を直す方法は?水の力を利用しよう

寝癖を直す方法は、大きく分けて以下の5つが挙げられます。
- シャワーをあびる
- 寝癖部分だけ水で濡らす
- 蒸しタオルを使う
- 専用のスタイリング剤をつかう
- ヘアアイロンやコテをつかう
それぞれ寝癖の度合や、寝癖を直すのにかかる時間によっても選ぶ方法は変わってきます。
しかし、寝癖を直すためには一度髪の毛を水で濡らすことが重要です。
では、寝癖を直す方法を具体的に解説していきましょう。
根本から解決!シャワーを浴びてリセットする

ひどい寝癖が付いてしまった場合や、まっすぐなストレートヘアになりたい場合はシャワーを浴びて一度髪の毛をリセットするのがおすすめです。全体を濡らしてしっかりとブローするのが一番簡単で綺麗に直ります。
乾かすときの注意点は、しっかりと根元から乾かすことです。しっかりと乾かさないと後で癖が出てきてしまうので注意しましょう。また、この方法は時間がかかるので余裕がある朝におすすめです。
ちょっとした寝癖なら!水で濡らしてドライヤーで乾かす

朝からシャワーを浴びる時間はないけれどしっかりと寝癖は直したい方は、水で寝癖部分を濡らしてドライヤーで乾かす方法がおすすめです。
この時、髪を水で濡らした後すこし時間を置くことがポイント。髪の表面だけではなく、髪の内部までしっかりと水分を浸透させることで寝癖は直りやすくなります。
また、ドライヤーで乾かす際は温風と冷風を使い分けることが重要です。途中までは温風でしっかりと乾かして、スタイリングの際は冷風を使いましょう。
髪の毛は乾く直前に形が決まりやすいので、冷風を使う事でストレートの状態をキープすることができます。
時短テクニック!蒸しタオルで髪をまとまりやすくする

忙しい朝に髪の毛にかける時間がない方には、寝癖を直しながら他の準備も並行してできる蒸しタオルがおすすめです。
やり方はとても簡単。濡らしたフェイスタオルをレンジで1分温めて蒸しタオルを作ります。その蒸しタオルを頭に巻くだけです。
根元がしっかりと柔らかくしっとりするまで、そのまま放置して待ちましょう。
この放置している間にお化粧をしたり、荷物を準備したりと朝の忙しい時間を有効活用することができるのが蒸しタオルの魅力です。
蒸しタオルで髪の毛がしっとりしたら、ドライヤーでしっかりとブローすると寝癖が簡単に直りますよ。また、スタイリング剤を使用すれば、より簡単に寝癖を直すことが可能です。
とにかく簡単に直したいなら!スタイリング剤を使う

寝坊をしてしまった場合や、とにかく時間をかけずに寝癖を直したい場合は、寝癖専用のスタイリング剤を使うのがおすすめです。
まずはブラッシングをして髪の毛を整えてから、スタイリング剤で水分を与えます。濡らした後しばらく置いてから、ドライヤーでしっかりとブローしましょう。
髪の毛を濡らしたままだと新たな癖ができてしまうので、時間がなくてもしっかりとドライヤーで乾かすことが重要です。
寝癖を活かしたいなら!ヘアアイロンやコテでアレンジする

寝癖は気になるけど直す時間がない方は、寝癖を活かしてヘアアレンジをするのがおすすめです。
コテやヘアアイロンで全体をゆるく巻いてポニーテールにしたり、ピンを使ってまとめ髪にしたりすることで寝癖を隠すことができます。
前髪や顔周りの髪の毛だけ水で濡らしたり、スタイリング剤をつかって寝癖を直すだけ。非常に簡単にスタイリングが完成します。
この時ヘアミルクやオイルを使用すると、より寝癖が落ち着いてまとまりやすくなるのでおすすめです。
寝癖を予防する方法は?乾かし方や枕選びが重要

寝癖を予防できると朝の準備にかかる時間をグッと減らすことができます。
ここからは、寝癖を引き起こさないための予防法を3つご紹介します。
どれも寝癖予防だけではなく、頭皮の健康やダメージヘアを予防する事にも繋がるので、是非参考にしてみて下さい。
しっかりと根元からドライヤーで乾かす

自然乾燥や濡れたままの状態で放置して寝てしまうと、寝癖になるのでやめましょう。
自然乾燥は寝癖を引き起こすだけではなく、頭皮の臭いや摩擦によるダメージヘアを引き起こす原因になります。
シャンプーをした後は、タオルドライをしてドライヤーでしっかりと乾かすことが頭皮の健康のためにも非常に重要です。
ドライヤーの仕上げに冷風機能を使って頭皮の汗を抑えながら髪の毛の芯までしっかりと乾かすと、より寝癖を防ぐことができますよ。
丁寧にブラッシングして髪を整える

ドライヤーで乾かした後は丁寧にブラッシングをしましょう。
ブラッシングすることで、寝癖の原因となる絡まった毛を直すことができます。
また、マッサージ効果のあるブラシを使用するのもおすすめです。マッサージをすることで頭皮の血流が良くなり、美しい髪へと導いてくれます。ブラッシングするときには一緒にマッサージをしてみて下さい。
摩擦がおきにくい柔らかい素材の枕をつかう

枕と髪の毛の摩擦によって、寝癖になってしまうことがあります。
特に寝相が悪かったり、いつも横を向いて寝ている場合は寝癖になる可能性が非常に高いと言えるでしょう。
寝ている間に起きてしまう寝癖を防ぐには、枕選びが重要です。頭に合った枕を選ぶのはもちろん、通気性や吸水性が良い天然素材の柔らかい素材のカバーを選ぶことで頭皮の蒸れを予防して寝癖になりにくくなります。
さらに、寝癖を予防できるアイテムとしてナイトキャップもおすすめです。髪の毛と枕の摩擦を防ぐことができるので、ロングヘアの方はぜひ取り入れてみて下さい。
寝癖の悩みを解決して、1日きれいな髪で過ごそう!
忙しい朝に、寝癖を直すのは大変ですよね。
寝癖は、髪の毛が乾く直前の「水素結合」によって起こります。その為、寝癖を直す際には水に濡らしてリセットするのが良いでしょう。
時間がある場合は、シャワーを浴びるのが一番ですが、朝時間がない場合は蒸しタオルを使用するものおすすめです。
また、しっかりと髪を乾かしたり、髪の毛との摩擦を軽減できる素材の枕を選ぶことで、寝癖を防ぐことができます。寝癖の為だけではなく、ダメージヘアの予防や頭皮のためにも前日から忘れずにケアをしてみて下さい。
ぜひ今回ご紹介した寝癖対策を取り入れて、綺麗な髪で気持ちよく1日を過ごしましょう!