水も話題も沸騰!「白湯」を作って飲む新習慣がもたらす効果

「最近流行っている白湯って何が良いの?」
「効果を感じやすい飲み方って?」
こんな疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。自分の周りで白湯を飲んでいる人や好きなインフルエンサーが白湯を飲んでいるのを見て、興味を持っている方は多いのではないでしょうか。
ここではそんな白湯に関する疑問を解決するための情報を、網羅的に紹介していきます。
白湯の飲むメリットから作り方、飲み方、アレンジ方法まで詳しく解説するので、少しでも気になるという方はぜひ参考にしてみてください。
白湯を飲むメリットとは?ダイエット効果や美肌効果など

よく白湯は健康に良いという話を聞きますが、本当に良いのか、具体的にどんな効果が得られるか気になると思います。
実は白湯の効果は一つだけでなく、健康面でのメリットをいくつも持っています。一体どんな効果があるのかここで確認しておきましょう。
冷え性の改善
白湯は冷え性の改善を助けてくれます。特に女性の方に多く見られる冷え性ですが、その原因は様々です。例えば、過剰なストレスによるホルモンバランスの乱れ、冷たいものを多く取りすぎてしまっている場合や末梢の血流障害が原因の場合も考えられます。
これらを原因とする冷え性に悩んでいるのであれば、季節を問わずに白湯を飲むことで改善が期待できます。
ダイエット効果
白湯にはダイエット効果も期待できます。白湯は内臓を温めてくれるので、基礎代謝が上がり脂肪燃焼につながるのです。さらに、体内の老廃物を綺麗に外に出してくれる作用もあるので、むくみの改善や予防、ボディラインをスッキリ見せることができます。
体のたるみやむくみが気になる方や、ダイエットに力を入れている人には特におすすめです。
便秘解消
白湯は便秘解消に効果的です。便秘の際に常温の水を飲むことで改善しようとする方もいらっしゃいますが、それは効果的ではありません。もちろん水には便を柔らかくする効果がありますが、それだけではなかなか便秘解消には繋がりません。
白湯は内臓を温め、腸の運動を促進するため、より便秘解消が期待できます。
花粉症の緩和
白湯には花粉症の緩和を助ける作用もあります。白湯を飲むことで内臓の温度が1°C上がり、免疫力は約30%、基礎代謝は約10%上昇します。そして、この免疫力や基礎代謝の上昇が花粉症による症状を軽減してくれます。
日本において花粉症を有する人は約4割ほどとかなり多くいますが、手軽に飲める白湯はかなりコスパが良いと思います。
肩こり・腰痛の緩和
白湯は肩こりや腰痛に悩んでいる方にもおすすめです。肩こりや腰痛の原因は運動不足や姿勢の悪さだけなく、血液循環の悪さがあると考えられています。血流は体を温めることで循環が良くなり、結果的に肩こりや腰痛の緩和に繋がります。
肩こりや腰痛になってしまうと生活しづらくなると思いますが、適度に白湯を飲むことで少しずつ解消することができます。
美肌効果
白湯は肌を綺麗にする効果も持っています。肌の状態は腸内環境が大きく関わっているため、ストレスが溜まってホルモンバランスが崩れると、肌荒れを起こしやすくなります。白湯の老廃物を外に排出しやすくする効果は、体の調子を整え、美肌に繋がります。
最近では性別に関わらず、清潔感が重要になってきているため、美肌効果のある白湯は多くの方にとってとてもメリットの高いアイテムになります。
白湯の正しい作り方とは?

白湯を作る方法は様々です。ここではやかん、電子レンジ、電気ポット、ウォーターサーバーなど、それぞれの作る手順と共に、より効果を実感できる沸かし方を解説していきます。
やかんで作る場合
やかんで白湯を作る方法は以下の手順になります。
- やかんに水を入れる
- 火をかける
- 10~15分ほど待ち、沸騰すれば完成
水は水道水、浄水器の水、ミネラルウォーターなどどれでも問題ありません。しかし、水道水などの場合は塩素などの不純物を飛ばすために15分ほど沸かすと良いでしょう。沸騰後は水が減ってしまうので、少し多めに水を入れると良いでしょう。
電子レンジで作る場合
電子レンジで白湯を作る方法は以下の手順になります。
- レンジ対応のコップに水を入れる
- 500Wの電子レンジに2分かける
約200ml入るコップ一杯の水であれば、温める時間は500Wの場合は2分ですが、600Wの場合は1分30秒、700Wの場合は1分が目安となります。電子レンジの際は特に取り出すときの火傷に注意しましょう。
電気ポットで作る場合
電気ポットで白湯を作る方法は以下の手順になります。
- 電気ポットに水をいれる
- 10~15分ほど待ち、沸騰すれば完成
お湯の沸かし直しは雑菌が発生する可能性がありNGとされているので、保温ポットや保温ボトルに入れておきましょう。
ウォーターサーバーで作る場合
ウォーターサーバーで白湯を作る方法は以下の手順になります。
- コップの8割程度にウォーターサーバーのお湯を注ぐ
- ウォーターサーバーの水を加え白湯に適した温度に調整して完成
ウォーターサーバーを使えば、手間や時間をかけずに白湯を飲むことができるので、習慣にしたい方には特におすすめです。
白湯の飲み方は?タイミングによって効果が違う?

今までに白湯を飲んだことがある人や習慣的に飲んでいる人の中でも、飲み方や飲むタイミングが効果的でない場合があります。
ここでは、より白湯の効果を実感できるような飲み方やタイミングを紹介するので、今後白湯を飲む時の参考にしてみてください。
適した白湯の飲み方
白湯を飲む時の注意点としては、コップに触り数秒触っていられる50~60℃ほどの温度まで冷ましてから飲むことです。暑すぎても冷めすぎても効果を感じづらくなるので、適温で飲むことをおすすめします。
さらに、白湯は健康に様々な効果が得られますが、飲みすぎてしまうと逆にむくみなどの原因になることもあります。1日の飲む量は700~800mlくらいを目安に少しずつ飲むことを心がけましょう。
朝に白湯を飲む場合
白湯を飲むタイミングとして最もおすすめなタイミングは「朝一番」です。寝てるときに腸内は冷えやすいので、白湯で体が温まる感覚を実感しやすいと思います。
食後に白湯を飲む場合
気をつけるべきタイミングは食後の30分間。このタイミングに水分を多く取りすぎると消化を遅らせてしまう恐れがあります。食後に白湯を飲む場合は30分以上の時間を空けると良いでしょう。
夜に白湯を飲む場合
夜に白湯を飲むとリラックス効果をもたらしてくれるためおすすめですが、注意するポイントがあります。それは寝る前の白湯です。寝る前に飲んでしまうと夜中にトイレに行きたくなる可能性があるので、寝る1時間前までに飲むと良いでしょう。
白湯のアレンジ方法は?一つ加えるだけで様々な効果が

白湯への抵抗として挙げられるのが、「味がなくて美味しくない」「意欲的に飲む気が湧かない」などがあると思われます。
しかし、そんな方でも一つアレンジを加えるだけで一気に飲みやすくなったり、白湯の効果を高められたりと良いこと尽くめです。
加えるものによって味はもちろん効果も全く異なるので、自分好みの味や改善したいことから適したアレンジ方法を見つけましょう。
むくみ予防になる「はちみつ」
白湯にむくみ予防の効果を強く求めている場合は、はちみつを入れることをおすすめします。はちみつには内臓を温めて基礎代謝を上げる効果があり、むくみ予防に繋がります。150mlの白湯に対してティースプーン1杯ほどが適した量です。
体を温める「生姜」
白湯に生姜を入れることによって、より体内が温まるのを実感できます。生姜白湯の作り方は、生姜スライスを2〜3枚入れてからお湯を沸かせば完成です。コップ一杯分の白湯に対して、ジンジャーパウダーを使う場合は大さじ1杯、生姜チューブを使う場合は小さじ1杯を目安にすると良いでしょう。
美肌効果のある「レモン」
疲労回復と美肌効果を狙っている場合はレモンを入れると良いでしょう。レモンにはビタミンCとクエン酸が多く含まれているので、疲労回復や美肌効果を得られます。さらに白湯にレモンを好みの量を入れた後、塩をほんの少しいれるとレモンの爽やかな酸味が引き立ちます。
ストレス解消に効く「ミント」
ストレス解消をより実感したい方は、ミントを入れることをおすすめします。ミントにはスッキリと爽やかな香りで、ストレスを和らげてくれる効果があります。さらに、花粉症の改善にも効果的です。
作り方は白湯一杯にミントを2〜3枚入れるだけで、とても簡単なのでぜひ試してみてください。
腸を整える「オリーブオイル」
オリーブオイルは腸の動きを活発にさせる作用を持っているので、白湯にオリーブオイルを入れると、便秘解消により効果を発揮してくれます。
コップ一杯分の白湯に対して、加えるオリーブオイルの量としては小さじ1杯程度が良いでしょう。オリーブオイルは冷めてしまうと油膜となるので、できるだけ早く飲むことをおすすめします。
白湯の習慣化で健康な体に

今回は白湯を飲むことによる効果、作り方、飲み方、アレンジ方法などを中心に紹介しました。白湯の効果は冷え性の改善からダイエット効果、便秘解消、花粉症の緩和、肩こり・腰痛の緩和、美肌効果など幅広くあります。
白湯を作る時間は長くても10分強なので、とても簡単でアレンジをすればより美味しく効果を実感できます。
特に習慣化しやすいウォーターサーバーを使って白湯を作り、毎日決まった時間に飲むことをおすすめします。
白湯を飲むことを習慣化して、充実した健康ライフを送りましょう。
関連記事:正しく知ろう!薬を飲むのに最適な水の温度と量について徹底解説
https://www.water-magazine.jp/