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トップ食と水レシピおうちで簡単温泉湯豆腐!舌もとろけるその理由は水にあった!

おうちで簡単温泉湯豆腐!舌もとろけるその理由は水にあった!

おうちで簡単温泉湯豆腐!舌もとろけるその理由は水にあった!

白く濁っただしの中から、ふわふわととろける豆腐を取り出して口に運ぶと、クリーミーでふんわりとした舌触りにうっとり。そんな温泉湯豆腐をご家庭で作ってみませんか?

シンプルな材料で簡単に美味しい温泉湯豆腐ができるんです。
お子様と一緒に作れる簡単レシピや美味しいアレンジなどご紹介します。

温泉湯豆腐が美味しい理由は、温泉の泉質にあり。温泉と豆腐の美味しい化学反応もご説明しますね。

新食感!佐賀の嬉野温泉で有名なとろける温泉湯豆腐って知っていますか?

温泉卵は色々な温泉地で食べられていますが、温泉湯豆腐はそんなに聞いたことがないですよね。知る人ぞ知る隠れた名物、それが温泉湯豆腐なんです。

温泉地では入浴だけではなく、料理に温泉を使うという風習がよくみられますよね。
佐賀県の嬉野温泉でも温泉を料理に使うことがあり、実は江戸時代頃からこのふわふわの湯豆腐を食べていたそうです。

この温泉湯豆腐は、嬉野温泉の旅館の朝食で出てくる定番メニュー。朝のお腹に優しい味わいと、ふわふわとろける新食感にとりこになる観光客も多いそうですよ。

あの「美味しんぼ」でも紹介されたことのある温泉湯豆腐は佐賀の郷土料理なんです。

食べ物をテーマにした日本の有名な漫画「美味しんぼ」。料理や食文化に触れ、実在する店も紹介されます。その「美味しんぼ」でも嬉野の温泉湯豆腐は紹介されています。

漫画の中で主人公たちが、嬉野温泉の元祖温泉湯豆腐店「宗庵よこ長」を訪れるシーンが描かれているんです。「美味しんぼ」で紹介されて以来より一層人気店になったそうですよ。

そんな温泉湯豆腐は嬉野温泉の郷土料理で、昔から嬉野の人々に食べられていました。温泉を使うと豆腐が柔らかくなることはわかっていましたが、崩れない一般的な湯豆腐を知らなかったので、地元の人々は特に疑問に思う事もなく食べていたようです。

嬉野温泉湯豆腐の元祖。「宗庵よこ長」

日本三大美肌の湯の一つである嬉野温泉の名物であり、郷土料理の温泉湯豆腐。その元祖と呼ばれているのが「宗庵よこ長」です。

1957年創業「湯どうふ」の大きな看板が目印の老舗店。佐賀県の大豆を100%使用した豆腐を使い、大豆の豊かな香りと甘みを味わえます。
嬉野温泉のお湯を使って調理した温泉湯豆腐は、あっさりとした塩味がついていて、まずは何も付けずに味わうのがおすすめですよ。

おうちで簡単に作れちゃう?とろとろ温泉湯豆腐の作り方

豆腐

温泉の湯と豆腐だけで作る温泉湯豆腐は、嬉野温泉に足を運ばなくても、ご家庭で簡単に作れちゃうんです。

嬉野温泉ならではの弱アルカリ泉を、家庭にある重曹で再現することで、ふわふわとろとろの温泉湯豆腐を家で味わえますよ。

温泉湯豆腐の基本の具材は、豆腐とお水と重曹だけ!

(四人分の材料)

  • お湯 2リットル
  • 木綿豆腐 2丁
  • 重曹小さじ 2杯

こんなシンプルな材料なら、すぐに作れそうですね。作り方もとっても簡単なんです。

  1. 豆腐を8等分に切る
  2. 鍋にお湯を入れて、重曹2杯入れる
  3. 鍋に豆腐を入れる
  4. 鍋に火をかけて、豆腐の角がなくなるまでじっくり待つ

好みの柔らかさになるまで煮たら出来上がりです。お子様と作るのも楽しそうですよね。

お子様と一緒に豆腐の変化を観察する。実験感覚で楽しく作ろう

とてもシンプルな材料とレシピは、お手伝いしてみたいお子様と楽しく作るのにもぴったり。しかも四角い豆腐がみるみる形を変化させていく様子は、まるで実験のようでお子様の好奇心をくすぐることができる体験ですよ。

温泉湯豆腐を作るときは、予め材料を計量しておくとスムーズに始められます。
また作る前に豆腐の食感や弾力などを体感させてあげると、その変化をもっと感じられますよ。

温泉湯豆腐が出来ていくのをじっくりと観察して、出来上がった湯豆腐を食べたときの感想などを絵や文字にしてみると、まるで実験みたいで楽しく学ぶ姿勢にもつながりそうですね。
お子様との楽しい思い出にもなり、一石二鳥以上の時間になるはずですよ。

アレンジにも挑戦!栄養満点の温泉湯豆腐をもっと楽しむレシピ

湯豆腐のお鍋

温泉湯豆腐だけでも栄養がありますが、他の具材をプラスすることで立派な鍋料理になり栄養面もUPします。

温泉湯豆腐に使う木綿豆腐は低脂質で高タンパク質の食材であることはもちろんですが、カルシウムや鉄分ビタミンE、食物繊維を含んでいます。温泉湯豆腐に野菜やお肉、海鮮を合わせると食材のだしも出てより美味しく多くの栄養を摂ることができますよ。

温泉湯豆腐に合わせてみたいタレと薬味

温泉湯豆腐はそのままでも、ほのかな塩味で美味しく食べられます。でもタレを合わせるとまた違った味わいが生まれます。

基本のしょうゆタレやごまみそタレ、大人にはピリ辛中華タレもおすすめです。

しょうゆタレ

  • 長ネギ 30グラム
  • かつお節 1袋(4グラム)
  • みりん 大さじ1
  • しょうゆ 大さじ4
  • 水 大さじ2
  1. かつお節を袋の上からもみ細かくする。耐熱容器に入れてラップをしないで600ワット50秒ほど温める
  2. みりん・しょうゆ・水を耐熱容器に入れて混ぜ、ラップをしないで600ワット1分温める
  3. 2.へ刻んだ長ネギを入れる

1.のかつお節は、温泉湯豆腐にタレをかけた上から乗せたり、タレに混ぜたりお好みでお使いください。
長ネギを苦手にするお子様がおられる場合は、タレに混ぜないで食べられる方だけ上からトッピングするようにしてみてください。

ごまみそタレ

  • めんつゆ 大さじ2
  • 白練りごま 大さじ2
  • 白すりごま 大さじ1
  • みそ 小さじ1
  • 砂糖 小さじ1
  • ごま油 小さじ1

材料をボウルに入れてよくかき混ぜる。

ピリ辛中華タレ

  • 長ネギ 5センチ
  • しょうが 5グラム
  • にんにく 1かけ
  • しょうゆ 大さじ3
  • お酢 大さじ2
  • 砂糖 小さじ2
  • 豆板醤 小さじ1
  • ごま油 小さじ1

材料をボウルに入れてよくかき混ぜる。

薬味に青ネギやみょうがを小口切りにしたものがおすすめです。また、タレをかけないで塩昆布だけで食べても、豆腐の甘みを感じられておいしいですよ。
いろいろとお好みのトッピングをして楽しんでみてください。

温泉湯豆腐にプラスαの具材をトッピングすれば、鍋としても楽しめるんです。

温泉湯豆腐をお鍋として楽しんでみませんか?

シンプルな味わいだからこそできる色々なアレンジを試してみてください。基本の温泉湯豆腐のレシピに加えるだけで豆乳鍋とは違った美味しさを味わえますよ。

きのことお味噌を加えて、三つ葉を彩りに加えたらとてもヘルシーなきのこ鍋。薄切りの豚肉や白菜・人参・春菊など、旬のお野菜を温泉湯豆腐のだしでしゃぶしゃぶにしたり、海鮮やキムチを加えて韓国風鍋にしたりしてもおいしいですよ。

クリーミーな温泉湯豆腐のだしで、濃厚でありながらお腹に優しいお鍋が出来上がります。
お楽しみのシメにご飯を加えて卵を入れたら雑炊になり、チーズを入れたらリゾットにもなります。自分好みの具材を選んで楽しめますよ。

温泉湯豆腐が生まれた嬉野温泉。美味しい秘訣は泉質にあり

岩に輝く雫

日本三大美肌の湯の一つである嬉野温泉は、美味しい温泉湯豆腐の生まれた場所です。他の温泉地でも温泉を飲んだり料理に使ったりしてきましたが、豆腐がフワフワになるのはこの嬉野温泉だけでした。

嬉野温泉の泉質は他の温泉とは少し違うそうです。それは嬉野温泉の立地や温泉の温度と密接な関係があるんです。

日本三大美肌の湯の一つ嬉野温泉の泉質について

嬉野温泉の泉質は、重曹泉(ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉)です。
温泉の温度は85度から95度と高く、地中の色々な成分を多く含みやすい特徴があります。

水素イオン濃度はPH7.5〜8.5と弱アルカリ性で、お肌の皮脂や分泌物を乳化して洗い流してくれる効果が期待できますよ。無色透明でぬめりのあるお湯は、飲料にも健康効果があり胃腸や肝臓等の機能を活性化してくれるそうです。

嬉野温泉が美肌の湯である理由は、嬉野温泉は源泉の近くに石膏床があるから。その石膏床は天然の硫黄を持ち、高温の源泉がその成分を豊富に含むため弱アルカリ性のお湯になるんです。

豆腐と温泉の美味しい化学反応とは?

嬉野温泉の温泉のお湯を使って湯豆腐を作るとどうしてフワフワな新食感になるのでしょうか?それは嬉野温泉の泉質に秘密があります。

嬉野温泉の泉質は、重曹泉で弱アルカリ性です。美肌の湯であり、肌の皮質や分泌物を乳化する性質を持ちます。つまり弱アルカリ性の嬉野温泉が、肌のタンパク質を溶かしているからなんです。
(これは健康な肌ではなく、ゴワゴワした余分な皮脂を溶かす程度なので、要らないものを洗い流して美肌になるということです。)

弱アルカリ性はタンパク質に働きかけて柔らかくする。つまり高タンパク質の豆腐も柔らかくするということなんです。
重曹は水を弱アルカリ性にする性質があり、嬉野温泉のお湯と同じ効果が得られるということなんですね。

温泉湯豆腐はシンプルな具材でできる料理。それだけに水の美味しさも大切

温泉湯豆腐を美味しく作るには、やっぱり美味しい豆腐とお水が大切です。

美味しい豆腐には、名水が使われていますよね。実は豆腐の8割は水で出来ています。京都は豆腐も有名ですが、それは質の良い地下水や清水に恵まれているからです。
温泉湯豆腐はシンプルな材料だからこそ、豆腐の美味しさと水の質の良さが際立つのです。

シンプルな料理ほどお水の味が大切。温泉湯豆腐が美味しくなるお水って?

日本の水はほぼ軟水で、日本料理も日本の軟水に合ったものが多くあります。
豆腐も軟水でなければ作れない食べ物です。豆腐を硬水で作ろうとすると、硬水の中のカルシウム成分と大豆のタンパク質が結びついてしまい、硬い豆腐になってしまいます。

また軟水だから良いというわけではなく、海外の軟水のミネラルウォーターを使ってだしをとると、日本の軟水でとるだしとはほど遠い味になってしまうんです。
温泉湯豆腐のようなシンプルな日本料理ほど水の味が反映されるので、日本の軟水が適しているということですね。

お手伝いも楽しく安全に。お子様のいるご家庭でウォーターサーバーが活躍する理由

グラスに注がれる水

自分からお手伝いをしてみたい年頃のお子様に、料理のお手伝いをしてもらうときウォーターサーバーからお水を汲んできてもらうことから始めることもできます。

温泉湯豆腐を作るときに使うお水をダイニングテーブルに持ってきてもらったり、家族みんなの分のお水をお願いしたりするのも良いですね。

家族の食事やお茶の時間がもっと楽しくなるウォーターサーバー

朝の忙しい時間やお茶の時間などに、毎日のお手伝いにするのにもウォーターサーバーはおすすめです。

パパやママのコーヒーやお茶、インスタントのスープなどをお願いしてみましょう。
最初は大人がウォーターサーバーの使い方を説明して、お湯はやけどをする危険があることなどしっかりと説明することから始めましょう。

最初は失敗をすることもありますが「できた」ことをほめてあげましょう。何か「できた」という達成感は子どもにとって大切な体験です。簡単なお手伝いからさせてあげると、子どもの自主性や自尊心にもつながります。

また家族の役に立っているという実感は、何事も成し遂げ終える力にもつながるはずですよ。

小さな子どものいるご家庭で、ウオーターサーバーの安全な使い方について

美味しいお水を手軽に飲める環境は、甘いジュースを飲む機会を減らし虫歯予防や肥満の予防にもなります。のどが渇いたらすぐに美味しいお水をウォーターサーバーから自分で飲めれば、パパママも楽ですよね。

一方で熱いお湯も簡単に出てきてしまうので、やけどしないか心配になりますよね。
ほとんどのウォーターサーバーには熱湯側にチャイルドロックが付いています。お手伝いが終わったらしっかりとチャイルドロックをすれば、小さなお子様がやけどをするような事故は起こりません。

また冷水側にもチャイルドロックが付いているウォーターサーバーもあるので、いたずらをされて服を濡らしたり水を無駄にしたりする心配もありませんよ。

未来を生きる子どもたちに残してあげたい、美しく豊かな地球。

海

子どもを育てていると気になるのが将来の地球環境のこと。
実はペットボトルで水を買うことからウォーターサーバーへ切り替えるだけで、ゴミを減らすことができます。

驚くことに日本のプラスチックごみの量は世界第2位なんです。プラスチックは軽くて加工しやすいのであらゆるもので使われています。

ペットボトルもその一つですが、リサイクルするのには手間や費用がかかるのでなかなか進まない状況です。使う側がプラスチックゴミを減らしていく努力をする必要がありますよね。

ウォーターサーバーにはリターナブル方式という環境に優しいシステムがあります。使ったボトルをメーカーの工場で洗浄し消毒してからミネラルウォーターを入れて再利用しています。

美味しくて簡単な温泉湯豆腐をみんなで作って、大切な家族の時間を楽しく過ごそう

嬉野温泉の名物である温泉湯豆腐は、美味しい水と豆腐と重曹で簡単にできあがります。嬉野温泉の泉質は重曹泉で、アルカリ性のお湯で、アルカリ性のお湯はタンパク質を柔らかくする性質があり、高タンパク質の豆腐をふわふわにします。

とてもシンプルな材料で作ることができる温泉湯豆腐は、子どもと一緒に作れば楽しい家族の思い出になり、お子様の好奇心をくすぐる素敵な時間になりますよ。

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