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ペット用の水の新正解!ミネラルウォーター?水道水?

ペット用の水の新正解!ミネラルウォーター?水道水?

ペットを飼っている人は、ペットに毎日水をあげますよね。ペットも人間と同様に毎日水分補給をする必要があり、健康に大きく影響します。しかし、ペットの健康を考えるうえで「ペットに水道水をあげて大丈夫なのか?」「ミネラルウォーターはペットの健康に害を与えることはないのか?」など気にしたことがある人もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、ペットにどのような水をあげるべきかを解説します。

結論、ウォーターサーバーから軟水をあげるのがベストです。
なぜ軟水がいいのか、なぜ水道水よりウォーターサーバーなのかということを解説するので、ペットを飼っている人はぜひ参考にしてください。

ペットにあげる水は軟水と硬水どちらがいい?軟水がいい!

ペットにあげる水は軟水と硬水どちらがいい?軟水がいい!

水の種類には「軟水」と「硬水」があり、ペットにどちらをあげればいいかわからない人もいるのではないでしょうか?結論は「軟水」をあげることをおすすめします。

軟水と硬水の違い

軟水と硬水の違い

そもそも軟水と硬水にはどのような違いがあるのかということを説明します。軟水と硬水の違いは「水の硬度」にあります。WHO(世界保健機関)は水の区分ごとの硬度を以下のように定めました。

区分硬度
軟水60mg/L 未満
中程度の軟水60~120mg/L
硬水120~180mg/L
非常な硬水180mg/L 以上

「中程度の」や「非常な」という分け方もありますが、基本的には硬度が100mg/L未満であれば軟水、100mg/L以上であれば硬水としています。

硬水はヨーロッパで採水されることが多いです。ヨーロッパの山々は傾斜が緩やかで、溶けた雪や雨が山の表面のミネラルが豊富に含まれた石灰層をゆっくり通るため、ミネラル含有量が多く硬度が高くなります。

一方で、軟水は日本で採水されることが多いです。日本の山々は傾斜が急であり、溶けた雪や水が速いスピードで流れていきます。山の表面からミネラルを得る間もなく流れていくため、ミネラル含有量が低く、硬度が低い軟水となります。

ペットには軟水をあげよう

ペットには軟水をあげよう

上記で硬水にはミネラルが豊富に含まれており、軟水はミネラルがあまり含まれていないと説明しました。水のミネラル含有量も踏まえて、ペットには軟水をあげることが好ましいとされています。

人間にとってはカルシウムやマグネシウムを摂取することが身体に良いため、ミネラルが豊富に含まれる硬水を飲むことは健康に良い影響を与えるとされています。
一方で、犬や猫などのペットがミネラルを大量に摂取すると、健康に悪い影響を与えることもあるのです。

ペットがミネラルを大量に摂取すると尿結石症を引き起こしてしまう可能性があります。尿結石症とは、尿に含まれるミネラル成分が結晶化して臓器内で結石となる病気です。
ペットが尿結石症になる原因にはミネラルの大量摂取が挙げられます。

このように、ペットはミネラル成分を摂取しすぎると病気になる可能性が高くなります。ペットの健康を維持するためにも、ミネラル含有量が少ない軟水をあげることが好ましいです。

ペットに水道水をあげても大丈夫?水道水をあげても問題ない!

ペットに水道水をあげても大丈夫?水道水をあげても問題ない!

ペットに水道水をあげても大丈夫か気になる人もいるのではないでしょうか。
結論、水道水をあげても問題ありません。しかし、どうしても気になるという人はウォーターサーバーの水をあげることをおすすめします。

ペットが水道水を飲んでも大丈夫な理由や、どうしても心配な場合にウォーターサーバーの水をあげるのがおすすめな理由を解説します。

日本の水道水であればペットの健康に害が出る可能性が極めて低い

日本の水道水であればペットの健康に害が出る可能性が極めて低い

日本の水道水は塩素やトリハロメタンという消毒作用がある成分が含まれています。
この消毒に必要な成分は微量しか含まれていないため、ペットにあげても健康に害が出る可能性は極めて低くなっています。そのため、ペットに水道水をあげても問題ありません。

しかし、ペットが一度飲んだ水をそのまま放置すると、水の中で菌が繁殖してしまい、健康に悪影響を与える可能性があるため、ペットの水はこまめに取り替えるようにしましょう。

また、地域によっては水道水が硬水である場合もあります。九州地方や沖縄、関東地方の一部の地域では水道から硬水が出てくるようになっています。
硬水であることを知らずに飲ませ続けると、ペットが尿結石症を引き起こす可能性があるため、心配な人は一度調べてみることをおすすめします。

ペットの健康が心配な人はウォーターサーバーを活用しよう

ペットの健康が心配な人はウォーターサーバーを活用しよう

水道水をあげることでペットの健康に悪影響を与えるのではないかと不安に感じる人は、ウォーターサーバーを活用することをおすすめします。

多くのウォーターサーバーは軟水を使用しているため、ミネラルに関する心配は不要です。
また、ペットによっては水道水に含まれる塩素の臭いが苦手で水を飲みたがらないこともあるのではないでしょうか?しかし、ウォーターサーバーには塩素が含まれていないため、ペットが水を飲みたがらないということも減るかもしれません。

さらに、ウォーターサーバーは水と温水を瞬時に切り替えられるため、温度調整も楽です。そのため、気温やペットの体調に合った水温の水をあげることができます。

このように、軟水である、塩素臭が気にならない、水温が調整できるという理由から、ペットの水にウォーターサーバーを活用することをおすすめします。

ペットにウォーターサーバーの水を与えることのメリットは?菌が繁殖しづらい!

ペットにウォーターサーバーの水を与えることのメリットは?菌が繁殖しづらい!

ペットにウォーターサーバーの水を与えることのメリットには、菌が繁殖しづらいことが挙げられます。ウォーターサーバーは真空状態で運ばれ、使用中も空気が入らないようになっているため、菌が繁殖することがありません。

一方で、ウォーターサーバーの水であってもペットが一度飲んだものを長時間放置すると菌が繁殖する可能性が高くなります。ウォーターサーバー、水道水に関わらず、ペットの水はこまめに交換することを心がけることが大切です。

ペットが飲む水の量は?体重1kgあたり50ml〜60ml

ペットが飲む水の量は?体重1kgあたり50ml〜60ml

ペットが1日に飲む水の適切な量をご存じでしょうか?ペットの飲む水の適切な量は体重1kgあたり50ml〜60mlと言われています。
フードに含まれる水分量によっても変動しますが、5kgのペットであれば1日に250ml〜300ml、10kgであれば1日に500ml〜600mlの水を飲ませる必要があります。

人間と同様にペットの身体も80%近くが水分で構成されており、20%の水分を失うと命の危険があります。自分が飼っているペットの体重から飲む水の適切な量を把握したうえで水をあげましょう。

ペットも脱水症状になる可能性がある

ペットも脱水症状になる可能性がある

ペットも脱水症状になる可能性があります。ペットは汗をかくことができず、かつ全身毛で覆われているため、夏や暖房が効いた部屋で熱中症を発症することがあるのです。

ペットは自らの意志で蛇口をひねって水を飲むことができません。一方で、ペットが一度飲んだ水を放置すると菌が繁殖し、菌が繁殖した水を飲むと病気になる場合もあります。
そのため、飼い主が新鮮な水をこまめに変えてあげることが大切です。

ペットが水を飲みすぎる場合は病気の可能性もある

ペットが水を飲みすぎる場合は病気の可能性もある

ペットが水を飲みすぎる場合は病気を発症している可能性があります。ペットが糖尿病や腎臓・肝臓疾患を引き起こすと大量に水を飲むようになります。目安としてはペットの体重1kgあたり100ml以上の水を飲むようであれば病気を疑うのが良いでしょう。

いつもより大量の水を飲み、体調に異常があるということに気が付いたらすぐに獣医師に相談するようにしましょう。

ペットには適切な量の軟水をあげよう!

ペットには適切な量の軟水をあげよう!

本記事ではペット用の水は何をあげるべきかということを解説しました。

結論、ペットに軟水をあげることで健康に害を与える可能性を極めて低くすることができます。また、水道水をあげることに不安を感じる人はウォーターサーバーの水をあげることをおすすめします。

ペットの健康には水が非常に重要になります。適切な量の軟水をあげて、楽しいペットライフを過ごしましょう!

関連記事:『うさぎに与える水は丁寧に。適切に選んで大切に暮らそう』

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