心地よい眠りを手に入れるには?お水と睡眠の関係性

「寝る前に水を飲むと、どんな効果があるかを知りたい!」
同じように感じている方もいるのではないでしょうか。できれば身体に良い水の摂取方法を知りたいですよね。
そこでこの記事では、お水と睡眠の関係性についてお伝えしていきます。
- 寝る前に水分補給は必要!なぜ必要なのかを解説
- 寝る前の習慣に!おすすめの水の飲み方
- 寝る前に必要な水分量は?コップ1杯が適切
- 1日の水を飲むタイミングは?おすすめの摂取時間を紹介
- 何時間前に飲めばいい?寝る前の水分補給について深掘り!
- おまけ 寝る前におすすめ!水の音で睡眠の質をあげよう
普段の水の摂取についての疑問も解消できる内容となっていますので、ぜひ最後までお見逃しなく!
寝る前に水分補給は必要!なぜ必要なのかを解説

まず、寝る前の水分補給がなぜ必要なのかについて、詳しくお伝えしていきます。
ぜひ、一緒に疑問を解消していきましょう!
睡眠中にかく汗で水分不足にならないために必要
「朝、目覚めたときに汗をかいてしまっていた!」
そんな経験がある方もいるのではないでしょうか。汗をかいているときは、水分不足になってしまっている恐れも。
就寝中に汗などから奪われる水分量は、約500ml以上といわれています。そのため、寝る前の水分補給は大切な行為といえるでしょう。
血液がドロドロになるのを防ぐために必要
身体の中で水分不足になってしまった場合、タンパク質や糖類など、血液中にある成分の濃度が高くなります。それによって、血液がドロドロになってしまう危険性も!
もしも血液がドロドロになってしまった場合、血液がスムーズに流れにくくなり、心筋梗塞や脳梗塞になるリスクが高まります。
そうならないためにも、こまめな水分摂取は必要不可欠です。
寝る前の習慣に!おすすめの水の飲み方

寝る前に水を飲むことを習慣化することで、水分不足や病気になるリスクを防ぐことができます。
そこでここからは、おすすめの水の飲み方についてお伝えしていきます。
睡眠の質を上げるには「水」がおすすめ
お茶やコーヒーが好きな方も多いと思いますが、睡眠の質を上げたい方には水を飲むことをおすすめします。
お茶やコーヒーには、利尿作用がはたらくカフェインが多く含まれているからです。そのため、夜中にトイレに行きたくなり、せっかくの睡眠を妨げてしまう可能性も!
どうしてもお茶やコーヒーを飲みたいときはノンカフェインが良いですが、ノンカフェインでも利尿作用がある場合もあります。
そういった理由から、ミネラルウォーターなどの水を飲むことをおすすめします。
風邪対策に「白湯」がおすすめ
冬場は乾燥しやすい時期。暑い夏だけではなく、寒い冬場も水分補給が必要となってきます。
乾燥した状態だと、風邪のウィルスが活発化します。喉をきちんと水分で潤しておくことで、ウィルスの侵入を防ぎにくくなるので◎です。
特に寒い時期は、身体を冷やすことで体調を崩してしまう恐れも!白湯や常温水を摂取するように心がけましょう。
寝る前に必要な水分量は?コップ1杯が適切

寝る前に飲む水の量は、コップ1杯分ほどの水が良いとされています。細かくお伝えすると150ml〜250mlです。
水を多く摂取しすぎてしまうことで睡眠中にトイレに起きてしまい、睡眠の質を妨げてしまう原因に繋がります。
心地良い眠りを邪魔しないためにも、コップ1杯分がちょうど良い水分量です。
1日の水を飲むタイミングは?おすすめの摂取タイミングを紹介

成人にとって1日に必要な水分量は体重1kgにつき約35mlとされています。年齢や体重によって異なりますが、目安としては約2.5Lほどです。
そこでここからは、1日の中で水をいつ摂取したら良いのか、おすすめのタイミングを紹介していきます。
- 起床時
- 汗をかいた後
- 入浴時
- 寝る前
水を飲むタイミングがつかめないという方に必見の内容なので、ぜひ引き続きお見逃しなく!
起床時
寝ている間は、水分補給がしたくてもできない状態。そのため、寝起きに口の中が乾いているという方も少なくないでしょう。
血液とミネラルの濃度が高くなってしまっているので、起床時の水分補給はとても大切。寝起きに水分をしっかり補ってあげましょう。
汗をかいた後
汗をかくと、水分以外のミネラル成分やナトリウムまで排出されてしまいます。
大量に汗をかくことで、軽い脱水症状や熱中症になる恐れも!死亡につながってしまうケースも見受けられます。
スポーツや仕事などでたくさん汗をかく際は、こまめに水分を摂取することが大切。水筒やペットボトルで、水分を持ち運ぶことをおすすめします。
入浴時
入浴の際にも身体の水分量は奪われてしまいます。時間や温度にもよりますが、約800mlの水分量を失う可能性も!よって入浴後には、しっかり水分補給をすることが必要です。
長時間お風呂に浸かることがわかっている場合は、入浴する前にも水を摂取すると良いでしょう。
水分不足にならないように、入浴前後合わせて500mlの水分量を摂ることをおすすめします。
寝る前
寝る直前に水を飲むことで、睡眠による水分不足を解消してくれます。
寝ている間に水分量が足りないと、体温調節が上手く作用しなくなってしまうことも。そのため、睡眠の質が低下しやすい状態に陥ります。
心地の良い睡眠をとるためにも、寝る前の水分補給をルーティン化させると良いでしょう。
何時間前に飲めばいい?寝る前の水分補給について深掘り!

ここからは、寝る前の水分補給について、更に深堀した内容をお届けしていきます。
入浴前後の水分補給が◎!眠りに就きやすくなる
入浴前後の水分補給は、眠りに就きやすくなるといったメリットもあります。
「深部体温」という身体の内部にある温度を下げることで、深い眠りをサポートしてくれます。
そんな深部体温を下げるためには、睡眠の90分前にお風呂に入ると◎。入浴前後で水分を摂取することで、良質な眠りへと導いてくれるはずです。
寝る前の水分補給は太る?!過度な摂取はNG
「寝る前に水を飲んで太らないの?」
そう疑問に思っている方も少なくないでしょう。確かに水を飲んだ後すぐの場合、少しは体重も増えるはず。
水は時間が経過すると尿や汗になって排出されます。しかし、過剰に摂取することでむくみが出て、太ったと感じることもあるかもしれません。
日中はこまめに水分を補給して、寝る前は適切な量の摂取に留めておくと◎です。
夜中のトイレが心配!体調に合った摂取がおすすめ
寝る前に水を摂取しすぎると、途中でトイレに起きてしまう可能性があります。せっかく安眠できていても、途中で起きてしまうのはストレスになりますよね。
そんな方は、寝る直前に一口だけ水を飲むことをおすすめします。トイレが心配な方は寝る1時間前に水を飲むなど、体調に合わせた摂取方法を見つけることが大切です。
寝る前に水を飲むとダイエットになる?健康になるためにおすすめ
水を飲むことで、便通が良くなる場合があります。その結果、体重の減少に繋がるといったケースも見受けられます。
「水はダイエットに良い」と言われることもありますが、ダイエットの効果を期待するよりは、健康な身体をキープするという方がしっくりくるのではないでしょうか。
より健康になるためにも、寝る前に水を飲むことを推奨します。
おまけ 寝る前におすすめ!水の音で睡眠の質をあげよう

すぐに眠りに就けないという方におすすめなのが、水の音を聞くことです。川のせせらぎの音や波打つ音などに、癒された経験がある方も少なくないでしょう。
水の流れる音の波形は「1/fゆらぎ」と呼ばれていて、リラックスできる効果があると言われています。
このゆらぎは、身体と脳が休息する「副交感神経」が優位になるとされていて、脳疲労にも良いそうです。よって、睡眠の質を上げる効果が期待できるはず。
ここからは普段なかなか寝付けない方が、実際に聞き流すことで安眠できた「水の音」に特化した睡眠用BGMをいくつか紹介していきます。
この動画を聞きながら横になると、水の中にいるような不思議な気持ちになります。ちゃぷちゃぷした水の柔らかい音が魅力的です。
水の音とヒーリングミュージックが、聞いていて心地良い動画。心が癒されて、すぐに眠くなること間違いなしです。
こちらの動画は、赤ちゃんや幼児の寝かしつけにおすすめの水の音。水の音は、母親のお腹の中の音に似ているそうです。ぜひ、お子さまに試してみてはいかがでしょうか♪
こまめな水分補給で心地良い睡眠に繋げましょう!

本記事では、お水と睡眠の関係性についてお伝えしてきました。寝る前に適切な量の水分を摂ることで、水分不足を未然に防げることがわかりましたね。
以下、本記事の内容をまとめていきますので、もう一度確認していきましょう。
- 寝る前に水分補給は必要!なぜ必要なのかを解説
- 寝る前の習慣に!おすすめの水の飲み方
- 寝る前に必要な水分量は?コップ1杯が適切
- 1日の水を飲むタイミングは?おすすめの摂取時間を紹介
- 何時間前に飲めばいい?寝る前の水分補給について深掘り!
- おまけ 寝る前におすすめ!水の音で睡眠の質をあげよう
こまめに水分補給をすることは健康をサポートしてくれる他、心地良い眠りに繋がります。寝る前だけではなく、普段から適切な量の水を摂取することが大切です。
関連記事:『夏におすすめの水分補給!汗と体内水分の関係性を考えよう』
https://www.water-magazine.jp/article/721/