話題のカルピスラッシーとカレーの黄金比はこれだ!

皆さんはラッシーという飲み物をご存知でしょうか?インドで国民食として浸透している飲み物です。
カレーなどの辛い食べ物と相性が良いため、日本ではインド料理屋に行くと置いてあります。そんなラッシーが近年SNS上で大バズり!自宅で手作りできるとして、大人から子供まで大人気なんです。
今回は、ラッシーの概要に焦点を当てるとともに、簡単な手作りレシピも教えます。
ラッシーとは

ラッシーはインドで定番の飲み物です。
食感は飲むヨーグルトに似ており、まろやかであっさりとした味わいが特徴ですが、味のバリエーションが利くため好みの味に変更もできます。
日本では、蜂蜜、砂糖、スイーツなどを混ぜて甘く仕上げたラッシーが好まれますが、本場インドでは塩を使ったラッシーも人気です。
カレーにぴったり!インドの定番飲み物
ラッシーは、カレーなどのスパイシーなメニューを食べる前に飲む傾向があります。
ラッシーのまろやかさが胃を優しくコーティングしてくれるからです。
これにより、スパイスの効いた食べ物を胃に入れても、胃が荒れません。
ラッシーがインド料理屋に置かれているのも納得できます。
Twitter で大バズり
日本では、インド料理屋に行かないとなかなか見かけないラッシーですが、近年Twitterで大バズりしていることをご存知でしょうか?
自宅で簡単に手作りできるのが理由です。
「子供と一緒に作った」「簡単で美味しい!癖になる」など好意的なツイートが多数見つかります。
次の章からは、ラッシーの手作り方法をご紹介!あなたも試してみてください。
カルピスで簡単!ラッシーの作り方

インド本場のラッシーは、牛乳とヨーグルト、はちみつを混ぜて作ります。
たったこれだけなので簡単なのですが、ミキサーを必要とするため「家にミキサーがない…」という場合は面倒です。
そこで今回は、ヨーグルトの代わりにカルピスを代用したレシピを紹介します。
黄金比!牛乳300cc とカルピス 60cc
用意するのは
- カルピス60cc
- 牛乳300cc
たったこれだけ!ミキサーは必要ありません。
コップに通常のカルピスを作る要領で牛乳を混ぜるだけです。
カルピスと牛乳をあらかじめ冷やしておくとより美味しくできます。
お好みでフルーツを混ぜてもOK!おやつのお供にもぴったりです。
マンゴーカルピスもおすすめ
もうひと手間加えたい場合は、テイストが違ったカルピスを使うのもおすすめです。
マンゴーは特におすすめ!インドでも好まれるフレーバーです。。
2022年は5月24日から全国発売!商品名は『カルピスこだわりのマンゴー』。
アルフォンソマンゴーとアップルマンゴーの二つを掛け合わせたフレーバーになっており、独自の甘酸っぱさを実現しています。
是非お近くのスーパーで探してみてください。ネット通販でも購入可能です。
スパイスからどうぞ!どうせならカレーも手作りで

本場インド仕込みのカレーを手作りできれば、ラッシーの美味しさもよりますというものです。
本場のカレーは、カレールーではなくスパイス(香辛料)をブレンドして作ります。
難しそう…と思う人もいるかもしれませんが、コツを掴めば意外と簡単です。
6種のスパイス
インド仕込みのカレーは、以下の6種のスパイスを使います。
それぞれのスパイスの特徴を紹介しましょう。
クミン
料理に入れるとエスニックな香り付けができるスパイスです。火を通すことで香りが強くなります。カレーには欠かせないスパイスです。
コリアンダー
別名パクチーとして知られているスパイスです。
パクチーが苦手な人も多いかもしれませんが、それはパクチー主体の料理で食べた場合が多く、スパイスとしてカレーに入れれば食べられる人もいます。
スパイスとしてのコリアンダーは、爽やかで柑橘系の甘みも魅力です。鶏肉を柔らかくする効果もあります。
オールスパイス
どんな食材との相性も良いオールスパイス。
万能なスパイスともいえる存在で、深みのある香りが特徴です。
肉の臭みを抑える働きがあるため、下ごしらえに最適。
特に豚肉の臭みを抑えるのに向いているため、カレーにはぴったりです。
ビーフシチューなどの仕込みに◎。
カルダモン
「香りの王様」と称されるスパイスで独特の香りを放ちます。
苦味と辛み、爽やかさもある刺激的な存在。
少し入れただけで存在感を発揮するので、大量投入に注意です。
ターメリック
別名「ウコン」として知られているスパイスです。
日本では二日酔い防止として知られた存在で、習慣病の予防にも最適。
カレーの黄色は、ターメリックの恩恵によるものなので、カレーづくりには欠かせません。複数の個性的なスパイスをまとめる役割も果たしています。
レッドチリペッパー
レッドチリペッパーは、唐辛子を粉末にしたものです。
「唐辛子=辛い」というのは周知の事実なので、カレーには欠かせないスパイスです。
激辛カレーが好きな方は、多めに入れてください。
一気に入れると取り返しがつかないので、少量ずつ入れて調整するのがポイントです。
カレーの本場 北インド発 !スパイスの黄金比
前述したようなスパイスを使えば、自宅でも本場インド仕込みのカレーが作れます。
問題となるのは比率。北インドにまつわる黄金比があるので、お教えしましょう。
- クミンシード:4
- ターメリック:1
- カイエンペッパー4
- コリアンダー:8
- クミンパウダー:4
- ガラムマサラ:2
この比率をもとに、お好みに調整しても構いません。
北インド発!本格カレーの作り方&手順
以下の作り方をすれば、北インドの本格カレーのベースができます。
タッパーに入れて冷蔵庫に入れておけば、一週間は日持ちします。
スパイスの香りが持続するのは3、4日です。
まずは、以下の材料を揃えてください。
- 玉ねぎ…1玉
- ショウガ…大さじ1/2
- ニンニク…大さじ1/2
- ししとう…4本
- パクチー…大さじ2
- トマト缶…1カップ
- プレーンヨーグルト…1/4カップ
- 塩…小さじ1と1/2
- サラダ油…大さじ3
- 水…1カップ
- クミンシード…小さじ1
- ターメリック…小さじ1/4
- カイエンペッパー…小さじ1
- コリアンダーパウダー…小さじ2
- クミンパウダー…小さじ1
- ガラムマサラ…小さじ1/2
手順
- 鍋を中火で温めてクミンシードとサラダ油を入れます。香りがたってきたら玉ねぎを入れて、茶色になるまで炒めます。
- 玉ねぎを炒め終わったら弱火にして、すりおろしたにんにくと生姜を加えます。
- ヨーグルト、トマト、パクチー、ししとうを加えて1分ほど炒めます。
- 塩とパウダースパイスを加えて全体を軽くかき混ぜたら水を加え、中火で沸騰させます。
- 油が分離してきたらガラムマサラを入れてもう一煮立ちさせてください。
- ベースが完成しました。フライパンか鍋を用意して、ベースと少量の水を入れ、焦げないように中火で温めます。
ガラムマサラを加えて軽く混ぜたら完成です。お好みの具材を入れてもOK!
ラッシーとカレーを手作りで楽しもう
今回は、ラッシーに焦点を当てました。
辛い食べ物を食べる時、おやつのお供にぴったりな飲み物なので、飲んだことがない人はお試しください。
自宅で手作りするのもOK!ついでに手作りカレーに挑戦するのも良し!
本格カレーはコツさえつかめば意外と簡単です。時間を掛けながらゆっくり作るのも楽しいので、週末などに楽しいおうち時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。