妊婦さん・赤ちゃん・子育てにおすすめなウォーターサーバー8選を正直比較!

「赤ちゃんのためにウォーターサーバーを準備したいけどどうやって選ぼう?」
上記のようにお悩みの方もいるのではないでしょうか。
実は、赤ちゃんのいるご家庭でウォーターサーバーを選ぶなら、必ずチェックしておくべきポイントがあります!
それは、未熟な赤ちゃんの体に合わない水を選んでしまうと、おなかを壊してしまう可能性があるからです。また、子どもの目線で作られている機種でないと、熱湯が子どもにかかり大きな事故になってしまう可能性もあります。
本記事では、赤ちゃん家庭でも安心して使用できるウォーターサーバーを8つご紹介します。それぞれのメリットやデメリット・機能性・デザインなども比較していますので、あなたの生活スタイルや好みに合わせて選んでみてください!
なぜ赤ちゃん家庭でウォーターサーバーがおすすめなの?

https://t.co/IeT3s9uldK
— ともみ|3姉妹ママwebデザイナー (@sisako314) December 17, 2022
ウォーターサーバーは小さい子や赤ちゃんがいる家庭にはとても重宝します。災害時の水のストックも兼ねられます。#ウォーターサーバー #子育て
そう言えばさ!
— まみち (@tt_n02) June 15, 2021
みんなウォーターサーバー持ってる?赤ちゃん産まれたら便利ってゆうんだけどどれだけの人が持ってるのかな😭
昨日旦那と話してて必要かな?
上記のように、赤ちゃんの育児にはウォーターサーバーが便利という人が多いですが、本当なのでしょうか。
いまいち決め手がないという方はぜひ下記をご覧ください。
実は、赤ちゃん家庭でウォーターサーバーを導入すると、こんなにいいことがあるんです!
- 安心な水を飲ませることができる
- ミルク作りの時短になる
- 普段の料理も時短になる
- 子どもが成長してからも使える!離乳食作りも
- 買い物の負担が減る
- 災害用の備蓄水になる
それぞれについて具体的に解説していきます。
安心な水を飲ませることができる

赤ちゃんに安全な水を飲ませることができる点は、ウォーターサーバーを導入する大きなメリットです。ウォーターサーバーの水は、厚生労働省が設ける基準をクリアし、さらに各メーカーが厳しく水質検査をしたものがほとんどだからです。
赤ちゃんに飲ませるとなると、水の品質や安全性が気になるという方も多いはず。その点、ウォーターサーバーの水であれば、安全性の高い水を赤ちゃんに飲ませられるので安心でしょう。
水道水と異なり、ウォーターサーバーの水には塩素やカルキが含まれていないので、煮沸の必要もないのがうれしいポイントです。
ミルクづくりの時短になる

温水機能がついたウォーターサーバーであれば、いつでも70〜80℃の温水がでるので、ミルクづくりがとても楽になります。
ウォーターサーバーを使用することで、水道水のお湯を沸騰させる手間をかけることなく、時短でミルクをつくれます。 目が離せない赤ちゃんを見守りながら、パパッとミルクを作れるのは安心です。
赤ちゃんのミルクづくりには、70℃程度の熱湯が推奨されているので、ちょうどその温度に設定できるウォーターサーバーを選ぶとより便利でしょう。ミルクを冷ます時間がより短くなり、育児の負担も減らすことができますね。
実際にウォーターサーバーでミルクを作っているママさんは1分もかからずに作っているようです。
具体的な調乳の仕方はこちらを参考にしてみてください。
参考:厚生労働省HP「乳児用調製粉乳の安全な調乳、 保存及び取扱いに関するガイドライン」
普段の料理も時短になる

ウォーターサーバーは、温水だけでなく氷水のような冷たい水も使えます。例えば、おそばや素麺を冷水で冷やしたいときにもとても便利です。温水であれば、即席スープや味噌汁などにもすぐ使えます。
以上の理由から、忙しい赤ちゃん家庭で、ウォーターサーバーはとても重宝されているようです。
子どもが成長してからも使える!離乳食作りも

ウォーターサーバーは、ミルクづくりだけでなく離乳食づくりにも役立ちます。
たとえば、離乳食にはお湯を注いでつくるフリーズドライの食品があります。その際、ウォーターサーバーがあるととてもスムーズに準備ができて便利です。
さらに、離乳食終了後も子どもが自分でウォーターサーバーから水分をとるようになります。夏場は幼稚園や保育園などで水筒が必要になることもありますが、安全な水を持たせることができるのは嬉しいポイントです。
以上のように、赤ちゃんがミルクを卒業してからも、ウォーターサーバーは役に立ちます。
買い物の負担が減る

赤ちゃんと一緒に買い物にいくのはとても大変ですよね。
しかし、ウォーターサーバーを設置すれば水を買う必要がなくなるため、買い物の負担を減らせます。
買い物に行く際には、赤ちゃんを背負ったり、ベビーカーに乗せたりしながら購入したものを持ち帰ることになります。この状況で、ペットボトルの水を持ち帰るのは負担の多い作業です。
家にウォーターサーバーがあれば、自宅まで水を配送してもらえます。赤ちゃんの子育てで手一杯の時期こそ、ウォーターサーバーに頼ることで気持ちの余裕をもてるはずです。
災害用の備蓄水になる

ウォーターサーバーは、万が一災害が起こった時にもそのまま備蓄水として使用できます。ウォーターサーバーを用意することで、非常用水を買いためておくことなく、赤ちゃんの水を確保可能です。
赤ちゃんは基本的にミルクしか飲めません。災害時などの緊急時では、緊張や疲れなどで母乳がでづらくなってしまうこともあります。そのような事態に備え、お水と粉ミルクは7日分を目安に備蓄しておくと安心です。
消費期限が気になる場合は、すこし多めに購入しておきましょう。消費したら、その都度買い足すようにすると消費期限切れも防げます。
▼災害時に備えるお水の量は?保管方法は?備蓄水について徹底解説▼
https://www.water-magazine.jp/article/774/
ごみ捨てが不要になる

ペットボトルの水を購入した場合、ペットボトルのごみが大量にでます。ウォーターサーバーなら、ごみ捨てが不要になり日々の負担が軽減するでしょう。
さまざまな種類のウォーターサーバーがありますが、配送型であれば大きいボトルが配送されるので、水の買い出しやごみ捨ての問題から開放されます。浄水タイプのウォーターサーバーであれば、数ヵ月に一度のフィルター廃棄だけでOKです。
ペットボトルの水を買う必要がなくなるので、冷蔵庫のスペース削減にもなるのもうれしいポイントですね。
赤ちゃん家庭におすすめのウォーターサーバー8選

赤ちゃん家庭でウォーターサーバーを導入するメリットをご紹介してきました。
そこで、赤ちゃん家庭におすすめのウォーターサーバー8選をご紹介します。
天然水やRO水などのボトルが届く宅配タイプから、水道水を浄水するタイプのものまで幅広くピックアップしました。気になるものは、ぜひ詳細記事をチェックしてみてくださいね。
ご紹介するウォーターサーバーは以下の通りです。
- ワンウェイウォーターsmartプラス |ボトル型
- エブリィフレシャス(水道浄水型)
- サントリー天然水ウォーターサーバー|ボトル型(天然水)
- ハミングウォーター/ flows|水道補充型
- ウォーターワン/WS2サーバー|ボトル型(天然水)
- プレミアムウォーター / cado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー|ボトル型(天然水)
- フレシャス |ボトル型(天然水)
- KiralaWater(キララウォーター) フレッシュサーバー /ファミリアII|水道直結型
詳しくみていきましょう!
ワンウェイウォーターsmartプラス |ボトル型

おすすめポイント
- 静音設計が搭載されていて静か
- 水の種類を選べる
- 片手で楽々操作ができる
月額料金 | 4,050円~ |
チャイルドロック | あり |
ボトル交換 | 下置きタイプ |
エコモード | あり |
静音機能 | あり |
静音設計が搭載されているワンウェイウォーターは、赤ちゃんの睡眠を邪魔しないという点が嬉しいポイントです。チャイルドロック・自動クリーニングなどもあり、子ども向けの機能も充実しています。水の種類を選ぶことができる点でも安心です。
ワンウェイウォーターは、初期費用・送料・サーバーレンタル代が無料なので、かかるのは月々のお水代のみです。片手で操作ができるので、赤ちゃんを抱っこしたままでもミルクをつくれるのも魅力のひとつですね。
デメリットは、配送日時を指定できないこと・定期メンテナンスのサービスがないことなどがあげられます。お水を受け取れなかった場合は宅配業者に連絡する手間がかかります。また、ワンウェイウォーターにはメンテナンスサービスがないため、定期的にセルフメンテナンスをする必要があるでしょう。
ワンウェイウォーターのメンテナンス方法はこちらをご覧ください。
使用する水は選択が可能ですが、水によって硬度は大きく変わります。赤ちゃんのミルクに使用するなら、硬度が60m/L以下の水を選ぶようにしてください。
エブリィフレシャス|水道浄水型

おすすめポイント
- 水道水を使えるから実質飲み放題!
- 6種類の温度設定ができる
- ECO機能で電気代を節約できる
月額料金 | 3,300円 |
チャイルドロック | あり |
ボトル交換 | なし(浄水タイプ) |
エコモード | あり |
静音機能 | あり |
エブリィフレシャスは水道水を補充して使用する「浄水型ウォーターサーバー」です。月額3,300円の使い放題なので、水の使用量を気にする心配がないのはうれしいポイントではないでしょうか。空気に触れにくく、水の清潔さを保つデュアルタンクも搭載しているので、赤ちゃんのミルクをつくる際にも安心です。
付属の6種類の温度設定は、すぐに冷えた水やミルク作りに推奨されている温度70℃〜75℃のお湯(※)を用意できるので、とても便利です。静音設計があり静かなので、赤ちゃんがいる家庭でも置き場所に困りません。
部屋の明るさを自動で感知するSLEEP機能やECO機能によって電気代が節約できるのも嬉しいポイントです。
エブリィフレシャスには、床置タイプの「エブリィフレシャスtall」と卓上タイプの「エブリィフレシャスmini」があるので、用途にあわせて適したものを選びましょう。
ただし、エブリィフレシャスにはタンク内の水の残量を知らせる機能がなかったり、エブリィフレシャスminiの場合、タンク容量が5Lと小さかったりというデメリットがあります。そのため、水の残量を定期的に確認し、水を補充する必要があるでしょう。
参考:厚生労働省「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて」
▼エブリィフレシャス紹介記事はコチラ▼
https://www.water-magazine.jp/article/2228/
サントリー天然水ウォーターサーバー|ボトル型(天然水)

おすすめポイント
- 水の品質が高い!
- 二重のチャイルドロックで安心感が大きい
- 温度設定は4段階ある
月額料金 | 3,726円〜 |
チャイルドロック | あり |
ボトル交換 | サーバー上部 |
エコモード | なし |
静音機能 | なし |
サントリー天然水ウォーターサーバーは、水の品質にこだわったウォーターサーバーです。南アルプスの天然水を使用しており、ミネラル成分の添加や加工のないナチュラルミネラルウォーターで子どもにも安全な点がポイントです。
ウォーターサーバーは、簡単に操作できないよう内側にロックボタンがついています。さらに二重のチャイルドロック機能が搭載されているので、子どもが触ることで起こる事故を防いでくれます。
また、温度設定は4段階あるので、ミルクづくりのほか、飲み水として使用できる点も便利です。月々の支払いはお水代だけのため、料金体系も非常にシンプルでわかりやすくなっています。
気になる点としては、電気代が通常約1500円~で、エコモードの場合でも約1320円~と比較的高額であることや水の交換のしにくさなどがあげられます。費用については、事前に確認しておきましょう。
ハミングウォーター/ flows|水道浄水型

おすすめポイント
- 重いボトル交換をしなくて良い
- 殺菌機能が高く安心して使用できる
- 水道水を使えるから贅沢使いも夢じゃない!
月額料金 | 3,300円~ |
チャイルドロック | あり |
ボトル交換 | なし |
エコモード | あり |
ハミングウォーターは、水道水を浄水して使用するウォーターサーバーです。浄水型なので、重いボトルの交換をする必要がなく、きれいな水をたくさん使用できます。宅配水の受け取りなどをする手間がかからないので、忙しい赤ちゃん家庭にとっては魅力的です。
「段階式浄水フィルター」というものを使用しており、「UV殺菌機能」というクリーン機能も搭載しているため、赤ちゃんにとっても安全です。水道水から給水できるので、使いやすさを求める人にもぴったりの商品といえます。
ただし、給水タンクの容量が小さく給水が大変な時もあるので、使用感については確認しておきましょう。クリーン機能も充実しているものの、消毒や注水口の清掃など日々のメンテナンスは必要となります。
▼ハミングウォーター紹介記事はコチラ▼
https://www.water-magazine.jp/article/2224/
ウォーターワン/WS2サーバー|ボトル型(天然水)

月額料金 | 3,500円〜 |
チャイルドロック | あり |
ボトル交換 | サーバー上部なし |
エコモード | あり |
おすすめポイント
- おいしい天然水を好みに合わせて選べる
- ボトルが使い捨てで衛生的
- 二重のチャイルドロックで安心
ウォーターワンは、富士山・南阿蘇・島根・沖縄の天然水を使用しており、赤ちゃんにとっても安心して使用できる機能がたくさん搭載されています。
- ボトルが使い捨てで衛生的
- ダブルチャイルドロック設計
- 転倒防止機能つき
自社検査以外に外部検査も定期的に行なっているので、水の安全性は担保されています。さらに、月で最低2本の注文ノルマがありますが、万が一飲みきれない場合には2ヶ月配送をスキップできます。
デメリットとしては、サーバーの構造上ボトルが上部にあるため、ボトル交換が大変である点があげられます。12Lある水のボトルを持ち上げるのは、特に女性にとっては大変な作業となるので注意しましょう。
▼ウォーターワン紹介記事はコチラ▼
https://www.water-magazine.jp/article/2260/
プレミアムウォーター / cado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー|ボトル型(天然水)

おすすめポイント
- 水タンクが下置き型のため重くない!
- 安全基準が高くクリーン機能が充実している
- 子育て家庭向けの格安プランがある
月額料金 | 3,283円〜(マムプラン) |
チャイルドロック | あり |
ボトル交換 | 下置きタイプ |
エコモード | あり |
下置きタイプのcado×PREMIUM WATER ウォーターサーバーは、女性や高齢者でもボトル交換が楽にできる点で魅力です。加熱クリーンシステムという内部クリーン機能をはじめ、安全基準が高いので、赤ちゃん家庭でも安心して使えるのもおすすめのポイントとなります。
サポートとして、水の配送期間を簡単に調節でき、お子さま家庭にお得な特典も用意されてます。特に、妊娠中や5歳以下のお子様がいる家庭では、サーバーのレンタル料が1,100円/月から半額になる「マムクラブ限定プラン」での申し込みが可能です。気になる方はぜひチェックしてみてください。
ただし、注文ノルマがあったり、RO水や水道直結型のサーバーと比較すると費用は高額になる傾向があります。費用をできるだけ抑えたい方は、契約前によく確認しておきましょう。
▼プレミアムウォーター紹介記事はコチラ▼
https://www.water-magazine.jp/article/703/
フレシャス |ボトル型(天然水)

おすすめポイント
- 見た目がオシャレでインテリアにも馴染む
- ミルクづくりに最適な70〜75℃の設定ができる
- 省エネで電気代を節約できる
月額料金 | 5,542円 |
チャイルドロック | あり |
ボトル交換 | サーバー上部 |
エコモード | あり |
静音機能 | あり |
フレシャスのdewoモデルは、キッズデザイン賞を受賞したおしゃれなウォーターサーバーです。赤ちゃんや小さな子どもがいるご家庭でも安心して使えるデザインになっています。
エコ機能は、ミルクづくりに最適な70〜75℃の設定になっているので、必要なときにすぐにミルクをつくれます。チャイルドロック機能もついているので、小さなお子様がいる家庭では大活躍間違いなしの商品です。
ほかにも、7.2L軽量のボトルを使用しているため、従来のボトルよりも水の交換がしやすくなっています。使い切ったあとは、折り畳んでゴミ箱へ捨てられるので、処分の手間もそれほどかかりません。部屋が暗くなると自動でスリープモードに切り替わるため、不要な電力の消費を抑えられるのもうれしいポイントです。
また、フレシャスには注文ノルマがなく、定期配送をスキップすることも可能です。ただし、2カ月以上連続してスキップする場合は休止手数料が必要になりますので注意しましょう。
大きなデメリットとしては、水の交換頻度が多いことがあげられます。一般的なウォーターサーバーの場合、ボトルは12Lのものがほとんどですが、フレシャスの場合は4.7L、7.2L、9.3Lなどです。水をたくさん使用するご家庭であれば交換頻度が多く、手間と感じるかもしれません。
▼フレシャス紹介記事はコチラ▼
https://www.water-magazine.jp/article/2239/
KiralaWater(キララウォーター) フレッシュサーバー /ファミリアII|水道直結型

おすすめポイント
- 水の購入や交換の手間がない
- 水の保管場所は必要ない
- 費用はウォーターサーバーのレンタル料金のみで安い
月額料金 | 4,378円~ |
チャイルドロック | あり |
ボトル交換 | なし(浄水タイプ) |
エコモード | あり |
KiralaWaterのフレッシュサーバーは、毎月定額で利用でき、水を贅沢に使える点がおすすめです。赤ちゃんのミルクづくりに限らず、飲料用や料理、洗顔などさまざまな用途で使用できます。
水道直結型なので、ボトル交換や購入の手間がなく手軽に利用できます。定額なので、月々の家計管理もしやすいです。
一方で、デメリットとしては以下があげられます。
- 定額制のため、消費量が少ないと損になる
- 設置可能エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉・静岡のみ
- 断水時には使用不可となる
定額であるため、もしも一切利用しない場合も毎月の支払いが生じます。水をあまり利用しないのであれば割高になってしまうので、注意が必要です。
▼KiralaWater(キララウォーター)紹介記事はコチラ▼
https://www.water-magazine.jp/article/2216/
赤ちゃん家庭向けのウォーターサーバーを選ぶ基準とは?

赤ちゃん家庭向けのウォーターサーバーを選ぶ際には、以下11つのポイントを意識して選んでみてください。
- 水の種類と硬度をチェックしよう
- 70℃以上の温水がでるものがおすすめ
- ボトルの交換方法を把握しよう
- お水代が安いかどうか
- 衛生機能の有無をチェック
- チャイルドロックがあるかどうか
- 手入れのしやすさは調べておこう
- エコモード付きだと便利
- 子育てプランも要検討しよう
- 片手でも給水できるかどうかを確認しよう
- どちらを選ぶべき?宅配水タイプと浄水タイプ
あなたにとってぴったりのものを選ぶため、ぜひ基準はおさえておきましょうね。
1. 水の種類と硬度をチェックしよう

赤ちゃんには、硬度60m/L以下の天然水、もしくはRO水がおすすめです。硬度が高くカルキの多い水は、赤ちゃんがお腹を壊したり便秘のもととなります。赤ちゃんは、大人に比べ消化器官の働きが未成熟だからです。
たとえば「ウォーターサーバーは赤ちゃんには適さない」「ミルクを飲ませたら便秘になってしまった」などの問題は、ミネラルを多く含む硬度の高い天然水を使用したケースが考えられます。
また、水道水の水をろ過する「浄水タイプ」のウォーターサーバーもミネラル成分を除くことが可能でおすすめです。
天然水
天然水は、RO水と比較して口当たりがまろやかでおいしいことが魅力です。
ただし、自然由来のミネラルが含まれるため、水の硬度の確認は必須となります。日本の天然水メーカーの水は赤ちゃんからも飲める軟水ですが、ミルク用に使用するなら硬度60m/L以下のものを選びましょう。
天然水サーバーには、ボトルとビニールパックの2種類があります。水の受け取り時に不在の場合は再配達が可能で、希望配達日は電話やWEBから調整できます。
RO水
RO水とは、水道水からミネラルを含むすべての不純物をろ過した水のこと。ろ過率99.9%の高性能フィルターで綺麗にした純水に、一定のバランスでミネラルを加えた水です。RO水は非常に硬度が低いため、赤ちゃんへ飲ませる水としても問題ないでしょう。
RO水サーバーは、回収式になっておりごみがでません。しかし、空いたボトルを置いておく場所が必要になります。不在時には、玄関前にボトルを置いてくれるので、不在がちな人でも安心です。
2. 70℃以上の温水がでるものを選ぼう

ミルクや離乳食をつくるなら、殺菌が十分にできるとされている70℃以上に設定できるウォーターサーバーを選びましょう。
温水機能のついたウォーターサーバーであれば、ほとんどの場合70℃以上の熱湯がでるようになっています。赤ちゃん向けのウォーターサーバーを購入するなら、ぜひ温水機能のついたものをチョイスしてください。
3. ボトルの交換方法を把握しよう

ボトル交換の方法も把握しておきましょう。特に、一般的なウォーターサーバーの水ボトルは12L=12Kgと非常に重く、交換作業は非常に大変なものになります。
たとえば、負担を和らげたい場合は、足元で交換できるタイプか、そもそもボトル交換が不要な浄水型ウォーターサーバーがおすすめです。
もちろん、赤ちゃんを抱っこしたままボトルを交換を行うのは控えてくださいね。
4. お水代が安いかどうかチェックしよう

赤ちゃん家庭にぴったりのウォーターサーバーを選ぶなら、ノルマはあまり気にせずにお水代や送料が安いウォーターサーバーを選びましょう。
契約する業者によっては、毎月の水の注文ノルマが決まっている場合があります。ノルマは少ない方がよいと考えがちですが、ミルクの調乳に使う場合、予想よりもかなり多くの水を消費し、結果的に費用が多くなってしまう場合も。
できるだけ経済的にウォーターサーバーを使用したい場合は、お水代や送料などの費用に注目して検討してみてくださいね。
5. 衛生機能があるものがおすすめ

赤ちゃんの安心を考えるなら、ウォーターサーバーの衛生面は必ずチェックしておきましょう。衛生機能もしくはクリーン機能が搭載されているウォーターサーバーなら、サーバーを衛生的に保ってくれます。
クリーンサイクル機能や、UV殺菌機能。加熱クリーンシステムなどウォーターサーバーによって、備わっている衛生機能はさまざまです。
ウォーターサーバーも使用すればするほど汚れていきます。赤ちゃんの安全を考えるのであれば、内部クリーン機能を搭載しているウォーターサーバーがおすすめです。
6. チャイルドロックを確認しよう

赤ちゃんが大きくなってからも使用することを考えるなら、ウォーターサーバーの安全性も重視しましょう。お子様がウォーターサーバーに触ることでやけどをしてしまったり、いたずらをされたりする可能性があるからです。
たとえば「レバー式」や「ボタン式」のほか、解除の方法が複雑な「電子ロック」や複数の手順がある機種など、機種によってもさまざまなタイプがあります。
ご家庭で使いやすく、赤ちゃんの安全性にも配慮できるチャイルドロックを選んでみてくださいね。
実際にウォーターサーバーを使っているママさんによると、チャイルドロックの機能に加えて、子どもの手が届かない卓上タイプや、水を出すボタンが上の方にあるタイプを選ぶのがおすすめとのことです。
7. 手入れのしやすさは調べておこう

ウォーターサーバーを導入するなら、手入れのしやすさもチェックしておきましょう。
たとえば、RO水の場合は業者がメンテナンスをすることが基本で、1〜2年に一度本体を交換するなどの定期メンテナンスがあります。一方で、天然水サーバーの場合は出水口を拭くなどこまめなセルフメンテナンスの必要があります。
もしも「メンテナンスを疎かにしてしまいそう」と思う場合には、タンク内を衛生的に保てる自動洗浄機能がついたウォーターサーバーもおすすめです。
8. エコモードがあるかどうかチェックしよう

エコモード付きのウォーターサーバーは、電気代のカットができるため便利です。
ウォーターサーバーは月に1,000円前後の電気代がかかると言われていますが、エコモードを使用することで、電気代を最大45%カットしてくれる機種もあります。
また、通常80℃程度に設定される温水が、エコモード作動中は65〜75℃になります。エコモードであれば、ミルクづくりに適した温度になるので、ミルクを冷ます時間を短縮できるのも魅力です。
9. 子育てプランも要検討しよう

もし、お子様が5歳以下なのであれば、ボトルサービスなどの特典付きで申し込みができる子育てプランも検討しましょう。通常よりもお水代やレンタル代を安く契約できる場合もあるからです。
子育てプランの機種はチャイルドロックが頑丈だったり衛生面に考慮されたつくりになっていたりします。赤ちゃん家庭向けにお得なキャンペーンやプランを用意しているメーカーは多いので、ぜひチェックしましょう。
ただし、ウォーターサーバーを購入しても使い勝手が悪かったり、すぐに解約し高額な解約金を払うことになっては元も子もありません。使用感や安全性などを考慮し、納得のいくものを選ぶようにしてくださいね。
10. 片手でも給水できるかどうか確認しよう」

赤ちゃん家庭でウォーターサーバーを契約する場合は、片手でも給水できるかどうかはぜひチェックしましょう。なにかと忙しい赤ちゃん家庭では「両手を使う」という動作がしにくいシーンもあるからです。
注目するべき点は、水を注ぐときにコップを置けるかどうかです。 コップを置けないウォーターサーバーの場合、コップを手に持ったまま給水しなければならず、両手を使わなくてはなりません。一方で、コップをトレー部分に置いて給水できるなら、片手がふさがった状態でも気軽に使用できます。
長く使用することを考えるのであれば、片手で使用できるサーバーの方が便利です。
11. どちらを選ぶべき?宅配水タイプと浄水タイプ

ウォーターサーバーには「宅配水タイプ」と自宅の水道水をろ過して使用する「浄水タイプ」があります。結論としては、宅配水タイプであっても浄水タイプであっても、軟水かつ70℃以上の温水がつくれるものであれば問題ありません。
宅配型のウォーターサーバーは、軟水が使用されていることがほとんどです。浄水型サーバーであっても、一般的な浄水機能が搭載されていれば赤ちゃんにとっても安全な飲み水となります。
粉ミルクメーカーである明治ほほえみでも、ミルクづくりの水は「硬度(目安)120以下(できれば60以下)が望ましい。」と記述があります。
参考:明治ほほえみ公式ページ「弊社粉ミルクの調乳に使用する水(お湯)について」
宅配タイプ
宅配タイプは、天然水などの宅配で届く水を使うものです。宅配タイプは、以下のような人にはおすすめです。
- 天然水が使いたい
- 浄水した水道水は抵抗がある
天然水にこだわりがあり、浄水した水道水はまずいと感じる場合には宅配水タイプを選びましょう。
浄水タイプ
浄水タイプは、水道水を浄化して使用するものです。浄水タイプは、以下のような人にはおすすめです。
- 4,000円前後の定額レンタル代だけで使い放題
- 宅配のボトル受け取り、交換の手間が面倒
使った分だけ費用がかかる宅配水よりも経済的でボトルの場所をとらない点が浄水型のメリットです。
赤ちゃん家庭向けのウォーターサーバーの注意点とは?

魅力的なウォーターサーバーですが、契約にはさまざまな注意点があります。以下7つのポイントをぜひチェックしましょう。
- 設置スペースと水の保管場所をチェックしよう
- お子様の手が届かないところに置こう
- ウォーターサーバーの音量に注意しよう
- お水の注文ノルマもチェックしよう
- 契約期間内の解約は解約金の発生に注意しよう
- コストがかかることは留意しよう
- 長期利用するならメンテナンスサービスを検討しよう
ウォーターサーバーの契約には、独自のルールがある場合もあります。ルールは、メーカーによって異なります。契約前に必ず確認し、納得したうえで契約しましょう。
注意点1. 設置スペースと水の保管場所をチェックしよう

赤ちゃん家庭の場合、設置スペースと水の保管場所をチェックしましょう。ウォーターサーバーは大きめの家電なので、事前にスペースを確保する必要があるからです。
設置スペースの確保が難しい場合、机に置ける卓上型が圧迫感が少なくおすすめです。リビングやベッドの近くなどにも設置しやすいので、使うことが多いシーンに合わせて設置場所を変えられるのも魅力です。
注意点2. 子どもの手が届かないところに置こう

ウォーターサーバーは、なるべく子どもの手の届かないところに置きましょう。チャイルドロックの機能がついているものが多いですが、給水レバーやボタンの位置によっては、触ってしまい水浸しにしてしまうことがあるからです。
このような事態を避けたいなら、給水ボタンの位置が高い床置きタイプのものやキッチンや机などに置いて使う卓上型を使用しましょう。
また、子どもが大きくなると、チャイルドロックを解除する方法を覚えてしまうこともあります。そのような場合も、高い位置で使用する卓上タイプであれば子どもの手は届かず事故やいたずらをされる心配も解消されるでしょう。
注意点3. ウォーターサーバーの音量に注意しよう

ウォーターサーバーの音が気になる場合は、静音機能がついているものを選ぶのがおすすめです。ウォーターサーバーは電源をつけている限り動いています。モーター音やボタンの操作音などに敏感な赤ちゃんの場合、反応し起きてしまう場合もあるからです。
もしも音が気になる場合は、ウォーターサーバータオルやマットの上に置いたり、寝室からなるべく離れたところに設置したり、音が反響しやすい壁や家具から離して設置するなど対策をするのも有効です。
注意点4. お水の注文ノルマもチェックしよう

ウォーターサーバーには注文ノルマがあるものもあります。注文ノルマとは「期間内にボトルを最低でも何本以上注文しましょう」というルールのことです。
たとえば、2ヶ月にボトル2本の購入は必須であったり、注文ノルマをクリアできない場合は手数料として1,000円前後の費用がかかったりなどが考えられます。
「ノルマを気にせずにお水を使いたい」「毎月、注文するのは面倒」という方の場合は、自宅の水を浄水して使用する浄水型サーバーがおすすめです。浄水型サーバーであれば、水のストックで部屋のスペースを圧迫されることもありません。
注意点5. 契約期間内の解約は解約金の発生に注意しよう

ウォーターサーバーには契約期間があるので、契約期間内で解約してしまうと解約金がかかってしまいます。
たとえば、 ウォーターサーバーは契約期間2年のところがメインです。契約期間内に解約した場合、1〜2万円程度の解約金が発生する場合があります。
「赤ちゃんのミルクづくりのためだけ」など短期での使用を検討している場合には、1年で解約できる業者や解約料がかからない業者を検討しましょう。
注意点6. コストがかかることは留意しよう

ウォーターサーバーを契約する場合、毎月コストがかかることは留意しておくべき点です。コストが気になる場合、水代やレンタル代などの費用に加えて電気代もかかってくることを考慮に入れて選びましょう。
たとえば宅配水サーバーで水24Lの契約であれば、毎月の費用は、3,000〜6,000円ほどが相場となります。お水やレンタル代など、毎月かかる費用をトータルして、月4,000円台のものを選ぶとのちのちコストで悩むことは少なくなるはずです。
ちなみに、水は赤ちゃんのミルクづくりのみに利用する場合でも、月に18L程度使用することを見込んでおくとよいでしょう。
参考:明治ほほえみミルク公式サイト「赤ちゃんに必要なミルクの量を知ろう」
注意点7. 長期利用するならメンテナンスサービスを検討しよう

もし、長期利用を検討しているなら、メンテナンスサービスの導入も選択肢にいれましょう。サーバーの定期的なメンテナンスのほか、1〜2年ごとにサーバー本体をきれいなものに交換してくれる業者もあります。
一方で、メンテナンスを依頼しない場合には、水垢などがたまって不衛生な状態にならないよう、セルフメンテナンスが必要となります。定期的にノズルやパーツを拭いたりする必要がでてくるので、必ず自分にあったタイプを選びましょう。
なかには、赤ちゃん家庭の方限定で申し込みできるプランを提供している業者もあるので、ぜひチェックしておきましょう。
ウォーターサーバーの一般的な申し込みの流れは?

これまで、ウォーターサーバーに関する情報をご紹介してきました。
あなたの希望に合うウォーターサーバーが見つかったら、さっそく申し込みをしていきましょう。実際の契約は、以下のような流れとなります。
- 公式サイトで個人情報や機種などの注文情報を登録
- 配達日時を入力
- 自宅に配送
- サーバー本体を設置
申し込みしてから、だいたい1週間程度でウォーターサーバーがご自宅に配送されます。ウォーターサーバーは組み立てが済んだ状態で配達されるので、初期設定をすればすぐに利用可能です。
赤ちゃん家庭にぴったりのウォーターサーバーを選ぼう!

赤ちゃん家庭でおすすめのウォーターサーバーや、選ぶ基準について解説してきました。
「選ぶのが難しい」と思われた方は、以下のポイントに絞って検討してみましょう。
- 水のタイプ:硬度の低いお水にしよう
- 設置場所:子どもの手が届かない場所に設置しよう
- ボトル交換:ボトル交換がある場合は下置きタイプがおすすめ
- 使える水の量:たくさん使うなら浄水型にしよう
- 使用する期間:長期的な使用を視野に入れて固定費が安いものを選ぼう
なかには、ウォーターサーバーを無料でお試しできるメーカーもあります。
「実際に使用感を確かめないと不安」という方は、試してみてみるのもおすすめです。
ウォーターサーバーは、育児で忙しい毎日を過ごすあなたの助けになるはずです。ぜひ、あなたにぴったりのウォーターサーバーの購入を検討してみてくださいね。
関連記事:『【比較でわかる】ウォーターサーバー人気機種10選!項目別おすすめ機種もご紹介』
https://www.water-magazine.jp/article/3959/